汗ばむ季節に飲みたくなる麦茶。
これからの時期、冷蔵庫に常備するご家庭も多いのではないでしょうか。
麦茶には汗をかくと失う「ナトリウム」や「カリウム」などのミネラルが含まれているため、暑い時期の水分補給にピッタリ!
身近な健康飲料、麦茶の美味しい作り方と保存方法をご紹介します。
ここでは
- 手作り麦茶の保存方法と賞味期限はいつまで
- 手作り麦茶の作り方の注意点
- 開封後の麦茶パックの保存方法
についてまとめました!
手作り麦茶の保存方法と賞味期限はいつまで?
手作り麦茶の保存方法と賞味期限について紹介します。
保存に適した場所は冷蔵庫
コーヒーや緑茶などと違い、カフェインが含まれていないため小さなお子さんやお年寄りでも安心して飲めるため、ご家庭で手作りする方も多い麦茶。
実はとても腐りやすいことをご存知でしたか?
麦茶は麦のでんぷん質が溶け出したものです。
栄養価の高いでんぷん質は腐敗しやすいので、なるべく早く飲み切る必要があるんです。
常温で保存すると雑菌が繁殖しやすいため、必ず冷蔵庫で保存しなるべく早めに飲み切ることをお勧めします。
目安は大体3日以内です(水出しの場合は2日以内)。
4日目を超えると、どの方法で作っても雑菌の繁殖が増えるため、3日以内が望ましいのです。
麦茶の鮮度を確認するには?
冷蔵保存の場合でも3日以上経過した麦茶は、飲む前に傷んでいないかどうかの確認が必要です。
見た目や匂いに異変がないかを確かめ、おかしいと思ったら口をつけずに速やかに破棄してください。
異変としては次のものが上げられます。
- 白いもの(カビ)が浮く
- とろみやぬめりがでる
- 異臭がする
- 酸っぱくなる
冷蔵保存できない屋外に麦茶を持ち歩いたときなども、以上のようなことを確認して安全に麦茶を楽しんでくださいね。
おすすめの保存容器
麦茶を保存しておくポットは衛生的で清潔なものを使用しましょう。
きれいに洗っておくのはもちろん、あらかじめ熱湯などで殺菌しておくとより安心です。
そこでおすすめなのが「タケヤ」の冷水筒「スリムジャグ」です。
こちらが「タケヤ」の冷水筒「スリムジャグ」の画像です。
横置きも可能な高い密閉性があり、お湯も注げる耐熱プラスチックでできています。
手がすっぽり入る超広口設計なので、普通のスポンジで中まできれいに洗うことができてとっても衛生的!
サイズは1.1リットルと1.9リットルの二種類で、ハンドル付きの1.9リットルが注ぎ易くておすすめ
です。
「タケヤ」の冷水筒「スリムジャグ」は通販サイトで購入できます。
手作り麦茶は冷凍保存も可能
作った麦茶は、冷凍保存することも可能です。
外出時用にペットボトルなどに入れて凍らせるほか、製氷皿で「麦茶キューブ」を作るのもおすすめです。
水筒で持ち歩く時に普通の氷の代わりに「麦茶キューブ」を入れれば、麦茶が薄くなってしまうことがありません。
保存期間の目安は3週間ほどです。
手作り麦茶の美味しい作り方と注意点は?
麦茶の作り方で代表的なものをご紹介します。
衛生的な煮出し
手順は以下の通りです。
- ①やかんにお湯を沸かし、沸騰させる
- ②麦茶パックを入れ、3〜5分煮出す(1リットルに対し麦茶1パックが目安)
- ③火を止め、5分ほどおいてからパックを取り出す
- ④粗熱をとる
香ばしさやほのかな苦味など、麦茶本来のしっかりとした味わいを感じられる作り方です。
煮出しの場合、なるべく早く冷ますことがポイントです。
冷めるまで放置せず、氷水を張ったボールなどにやかんを入れて短時間で粗熱をとりましょう。
温度が高い時間が長いと雑菌が繁殖しやすいためです。
粗熱がとれたら、保存容器に移し替えて冷蔵庫で冷まします。
耐熱容器に移し替えてから粗熱をとっても構いませんが、熱伝導率の高い金属のやかんのまま水につけたほうが早く粗熱がとれます。
沸騰したお湯に入れて煮出し中の画像がこちらです。
煮出し後、粗熱を取っている画像がこちらです。
保冷剤と、凍らせたペットボトルを使用。
粗熱がとれるまで10〜15分程度です。
手軽で簡単水出し
水出しの方法では苦味がでない、さっぱりとした麦茶ができます。
手順は以下の通りです。
- ①麦茶パックにかぶる程度のお湯をかけ、1分ほど蒸らす(50〜100ミリリットル程度)
- ②先に水を入れておいた容器にパックとお湯を入れる(1リットルに対し麦茶1パックが目安)
- ③冷蔵庫で好みの濃さになるまで冷やす(1〜2時間)
- ④好みの濃さになったら麦茶パックを取り出す
この方法で苦味がでない、さっぱりとした麦茶ができます。
ポイントは、そのまま麦茶パックを入れるのではなく、蒸らしてから入れること。
たったそれだけで、さっぱりしつつも麦の風味の良い麦茶が出来上がります。
水にそのままパックを入れて冷やす方が多いと思いますが、少しだけ手間はかかっても、断然おすすめな方法です。
衛生面では煮出しに劣るため、なるべく早く飲み切りましょう(当日中か遅くとも翌日まで)。
パックを入れたままだとでんぷん質が出過ぎて腐りやすくなったり、苦味やえぐみも出てしまうため必ず取り出してください。
取り出すときはきれいな菜箸やトングを使うことも忘れずに!
こちらは麦茶パックを蒸らしている画像です。
蒸らし麦茶パックをを水に入れた画像です。
開封後のパックの保存方法
美味しい麦茶を入れたあと、残ったパックはどうやって保存していますか?
ニュースなどでお好み焼き粉やホットケーキミックスなど、栄養価が高い粉物にダニがわく、という情報を耳にしたことがある方も多いでしょう。
実は、ダニは麦茶パックも好むそうです。
ダニアレルギーを持つ人が口にしたら健康被害が出るので心配ですが、何より不衛生で安心して飲めないですよね。
開封した麦茶パックを保存するときは、ダニの好む高温多湿な環境を避け、密閉容器に入れておくことが大切です。
密閉できるジッパー付き袋やタッパーなどでもOKですが、麦茶のパックは大容量で売られていることが多いので、大きいサイズのものが必要になってきます。
そこでおすすめなのが「タケヤ」の「フレッシュロック」です。
しっかり密閉してくれて湿気のほか、匂いもシャットアウトできます。
こちらが、「タケヤ」の「フレッシュロック」です。
56パック、全て収まっています。
ここで使っているものは2.7リットルと大きめなので、開封したばかりでたくさんあるパックも問題なく保存できます。
購入した麦茶パックに乾燥剤が入っていれば、一緒に保存しておくことでより湿気を防ぐことが可能です。
もちろん、空になった後は丸洗いもできます。
「タケヤ」の「フレッシュロック」は通販サイトで購入できます。
手作り麦茶の保存方法と賞味期限・作り方の注意点まとめ
手作り麦茶や開封したパックの存方法についてご紹介しました。
手作り麦茶を美味しく楽しむポイントは3つ!
- 保存容器をこまめに洗って清潔に!
- 早めに飲み切る!
- 麦茶パックは密閉容器で保存!
高温多湿な日本の夏。
衛生面にも気を配った美味しい麦茶を飲んで過ごしましょう。